皆さんこんにちは。今回は久しぶりにギターを紹介していきます。
今回のMy new gearがこちら!
仕様
まず、仕様ですが次のような感じです。
- メイプルネック、ローズウッド指板、ステンレスフレット(背は低め)
- 1Pアルダーボディ(チェンバード)、アルダートップ
- Tom Andersonのミニハムバッカー(元々のネックPUは普通のハムバッカー)
- 5WAYスイッチ
ネックジョイントはA WedgieというTom Anderson独自の2点止めになってます。ネックポケットを台形にすることで接地面積を稼ぐのが目的だそうです。
以前にオーダーしたTruthも似たようなことをしてましたね、あっちは3点止めでしたが。
改造
このギターはどうやらオーダー物のようでした。(私は3番目か4番目のオーナーになるのかな?)
折角ならキレイなメイプルトップとかにしてくれれば良かったのにと思います笑
オーダー時の仕様ですとネックPUとブリッジPUのマッチングが取れていなかったり、PUセレクターのバリエーションが自分の用途だと使い道がなかったので、久しぶりにギターに手を加えてみました。
やった内容としては次の2点です。
- ネックPUをTom AndersonのM1に変更
- 5WAYスイッチの配線を変更
まず、M1というのがTM2と同じミニハムバッカーで、メーカーの推奨している組み合わせですね。
最初はピックガードを新しく作ろうと思っていたのですが、面倒くさくなったのでボディにダイレクトマウントしています笑
次に5WAYセレクターですが
元々はこれだったのですが、出力が強すぎるのかどうも音が潰れ気味で使いづらい。
- ブリッジハム
- ネックハム&ブリッジハム
- ネック スプリット&ブリッジハム
- ネックハム
- ネック スプリット(ハムバッカーの半分だけ使うやつです)
ですので次のように変えてみました。
- ブリッジハム
- ネック スプリット&ブリッジ スプリット(+)
- ネック スプリット(+)&ブリッジ スプリット(+)
- ネック スプリット&ブリッジ スプリット
- ネックハム
それならハムバッカーのギターじゃなくていいじゃんという感じですが、結果的にはシングルっぽさもありつつ個性のあるサウンドが出せるようになり満足です。クランチくらいが好きな人にはオススメです。
ちなみに、ハムバッカーのスプリットというのは、要は片側の信号をGNDに捨てることでシングルっぽい音を出しているのですが、コイルの巻数等の関係で出力が物足りなくなる場合が多いです。
そこで、PRSのギターではGNDとの間に抵抗を挟むことで、GNDに捨てられる信号の量を減らして、スプリットした際の出力をやや上げるようにしてあるのですが、(+)をつけているポジションでは同じことをしています。
サウンドサンプル
Tom Anderson T Classic→12AU7BB→インピーダンス調整器?→Kemper Stage (Divided by 13 RSA31)→I/F
個人的には②のネック スプリット&ブリッジ スプリット(+)が気に入っています。片方ハムだとやはり強すぎるので、ブリッジだけPRS方式のスプリットにするくらいが個人的には良い塩梅でした。
感想
Tom Andersonといえばスタジオ系のギターで明瞭感やパッキっとしたサウンドという勝手なイメージがあったのですが、今回のギターはむしろワイドレンジで太いサウンドという感じでした。
ネックジョイントの影響か、我が家の別のギターと比べてネックとボディが一体となって振動している感覚が強いので、これも音の太さに関わっているかもしれません。
また、ネックは薄めで弾きやすいですがちゃんと強度のある物が使われており、弦振動をしっかりと受け止めてくれているように感じます。
重量についてはチェンバードボディなので2.8kgと軽量です。個人的には3kgを切るギターが好きですね。ただ、ボディを軽くしてあるため、滑りやすい服だとヘッド落ちします笑
ちなみに、ステンレスフレットは音が硬いとか言われていますが、特に他のニッケルフレットのギターと比べて違いは特に感じません。
スレンレスフレット、ロックペグは良いですね!正直、LsLもFender CSも将来的にはステンレスフレット、ロックペグに変えたいと思ってます笑
材、パーツ、組み込み全てが堅実なクオリティであること+ネックジョイン等のオリジナリティやノウハウがTom Andersonのサウンドを形作っているのだと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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