【ギター紹介】LsL Instruments T-bone

今回もうちのギターをご紹介します。

LsL Instrumentsのギターの写真
LsL Instruments T-bone

LsL InstrumentsのT-boneというギターです!これはラクマで買いました。

仕様はたぶん2011年製、柾目メイプルネック、ローズウッド指板、アッシュボディ、重量は驚異の約2.8kg!セミホロウのKigoshiより軽いです笑

ここまで軽いと本当に取り回しがよくて、つい手に取ることが多くなりますね。軽いですがヘッド落ちもありません。

前回に引き続き、こちらもレリック加工がされており、全体にクラックが入ってます。ネック裏のところはどうかなと思うのですが、全体的には前回のFenderより上手だと思います。

ちなみに、Fenderでは塗装を剥いだ部分はそのままですが、LsLは剥いだ後からクリアが吹いてあります。保護を考えればこっちの方が正しいと思いますが、ちょっと違和感がありますね笑

LsL Instrumentsについて

アメリカのカルフォルニア州で、ラーマンさんという人がやっている会社。ビンテージの良さを手の届く価格で届けたい、というところから始まったそうです。完成してもイマイチなギターは販売しないという話ですが本当だったらカッコいいですね。

面白いところとして、LsLでは生産したギターそれぞれに名前をつけているらしく、うちに来たのはSevana(セヴァーナ?)さん。

ネックプレートに名前シールが貼ってある

改造

ギターの構造は本来、ネジを回すことでネックを引き寄せて、ボディとネックを密着させる力がかかる物だと思いますが、LsLはボディのネジ穴が小さく、ネジがネックを押し出す形になり、ネックとボディがしっかりとくっついていない(間に僅かに隙間がある)状態でした。

この工法の影響でしょうか→宮地楽器 2015 WINTER NAMM : LsL Instruments へ 2

その後、ボディのネジ穴を広げて、ネックとボディがしっかりくっつくようにしたのですが、加工をした後では良く言えば鳴りが増した(ギター全体で鳴るようになった)、悪く言えば出音のクリア感(音の芯の固さ?)はやや失われましたね。

流石に数十万のギターのボディ加工はドキドキしました。

やはり、ネックとボディの密着具合は音への影響が大きいようです。一応、ラーマンさんの考えるビンテージサウンドからは離れるかもしれないのでオススメはしません。

あとは、コンデンサーを鵺デバイスクローンに交換したのと、ジャックがぐらついてきたので交換しています。

正直これが標準になって欲しい笑

個人的な評価

仕上げ:4.5/5点

外国産でも工房系とかそれなりのランクになると綺麗に仕上げてありますよね。あと、レリックもカッコいい!

打てば響く度:4.5/5点 ・・・ピッキングの力がスポイルされずに出力されるか

良好です。タッチセンシティブってやつですね~

音:5/5点 ・・・倍音が適度に出ており音色に魅力があるか等

めちゃくちゃ良いです!…こればっかですね笑。

Fenderは湿った雰囲気でしたが、こちらは枯れた(カラッとした・乾いた)感じの明るく元気で抜けるサウンドですね。Fenderと比べるとかなりハイ寄りのレンジです。こちらの方が、世間的なテレキャスターのイメージには近いかもしれません。

私は基本的にネックPUかセンターが好きなのですが、このギターはリアも良いなと思います。また、特にネックPUにした時の出音は、Youtubeで見るビンテージテレキャスターの音に近く感じます。

お恥ずかしながら、本物のビンテージは弾いたことがありませんが…

ネック:3.5/5点 ・・・握ってしっくり来るか、弾きやすいか

Cシェイプでかなり太いです。DonGroshやKigoshiのように初めて握った時からしっくり来るような感じはなく、慣れるまで少し時間がかかりました。

サンプル音源

ギター→Divided by 13 SJT10/20→BOSS WAZA Tube Amp Expander→オーディオI/Fです。

おわりに

このメーカーは軽量な個体が多く、また、日本での知名度が低いこともあって中古価格が安いのでコスパは相当高いです!おすすめ!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

それではまた。

コメント

タイトルとURLをコピーしました