こんにちは。
今回は、9OVERDRIVE9のVerre+Dest-Lowをレビューします。VerreというローゲインODとDest-LowというハイゲインODをニコイチにしたものです。
昔からdarknessという名前で、Shigemoriクローンやmodなどをやってたメーカーですね。いつから名前が変わったのでしょうか?
レビュー
接続としては同時にONにすることはできず、右のスイッチがON/OFF、左のスイッチがVerreとDest-Lowの切り替えです。
Verr(ヴェール)もいわゆるトランスペアレント系というやつですね。JRM OD(Janrayコピー)に比べると、こちらは歪みと弦鳴りの割合が7:3~8:2、JRM ODが6:4~5:5というような印象です。
また、エッジがあまり無いのは同じですが、JRM ODはとても整っているのに対して、こちらの方がもう少し荒いイメージですね。トーンバランスに関しても、こちらの方が自然かもしれません。(比較するとややかまぼこというか、奥行きがある感じとでも言いますか) また、JRM ODはギターのボリュームを絞っても歪みが落ちませんが、Verreはちゃんと落ちますね。
ちなみにShigemoriのRubystoneとの関係を言われたりしますが、あれとはだいぶ別物です。
つまみは右の3つがVerreで、左からボリューム、トーン、ゲインです。
Dest-Lowも一応トランスペアレント系になるんでしょうか。単体ではクリーンミックスつまみがあったと思うのですが、こちらでは省略されているようです。クリーンミックスの影響でこちらもゲインは高いながら分離感は良いです。
しかし、ややローミッドが薄く、厚みに欠ける印象があります。つまみは左からボリューム、トーン、ゲイン、レンジです。トーンもレンジもなかなか難しいですね…それぞれのつまみが干渉しているようです。
2つの組み合わせについて、トーンバランスはわりと違和感なく繋がるため良いと思います。個人的には音色ごとでトーンバランスが変わるのが絶対に嫌なんですよね笑(ギターソロは除く)
まとめ
特にVerreは人気の機種でネットでも持ってる人をちらほら見ますね。基本のクランチ用のペダルとしては、わりとありなのではないでしょうか。しかし、9OVERDRIVE9の製品はどれも独特の大味さというか、特徴がありますので一度弾いてから判断することをオススメします。
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