【レビュー】Shigemori MUSEベースのOD 「Linos」

こんにちは。

今回はツイッターやBASEでエフェクター制作をされている「ぴ工房さん」に製作していただいた、Linosというオーバードライブについて書いていきます。

※2020/02/16追記:ミニサイズでの製作も可能になったようです!

この商品はShigemoriのMUSEの回路を元にEQを微調整した物とのことです。

数年前にもShigemoriのRubystone PremiumやPretoneのクローンを製作していただいたのですが、その頃よりも塗装のクオリティがかなり上がっていて驚きました笑

今回はGold & Blueというカラーでお願いしました、とてもキレイです!

MUSEは以前に所有していたのですが、本当に非の打ち所がないオーバードライブで今でも歪みエフェクターの「正解」の1つだと思っています(言い過ぎ?)

まあ、そんなものが元になっているので当たり前ですが、こちらも素晴らしいエフェクターです!

系統としては原音のイメージを崩さず歪ませられる、トランスペアレント系の括りに入ると思います。しかし、Timmy系(Mayflower,JanRay等)のような歪みとクリーンが一緒に鳴るようなイメージの物とはまた違った音です。トランスペアレント系と呼ばれる物の中では、JHSのMorning Gloryの方がイメージとしてはやや近いかもしれません。

Janrayとは違って、歪みにエッジがあるタイプで非常にクリアなサウンドです。こちらの方が前に出て来る音かつ、よりナチュラルなサウンドで個人的には好みですね。

つまみはボリューム、ゲイン、ベース、トーンの4つです。EQの設定幅は広く、原音のバランスを崩さない設定から、凛として時雨のようにフロントPUの音をジャキっとさせる極端な設定まで可能です。ゲイン幅も広く、ギターボリュームへの追随性も良いです。

環境にもよるかもしれませんが低音のレンジ感が変わる(僅かに削れる?)ので、そこだけ気になりました。とにかく、トーンバランスが原音から変わらない物が好きなんです…

サンプル音源も載せておきます。

環境は、LsL Instruments T-bone → LCA 12AU7BB→ Linos → MBT TwinReverbプリ → Mooer BabyBomb →キャビ(Vintage 30)です。

※音量注意!

ハーフ-ローゲイン
ハーフ-ハイゲイン
ネックPU-ローゲイン
ネックPU-ローゲイン
ブリッジPU-ローゲイン
ブリッジPU-ハイゲイン

このクオリティのエフェクターが1万円台の中盤で買えるなんてとんでもないことだと思います!!

Sunfish audioさんがMUSEクローンの販売を止めてしまった今、MUSE系が手に入るのはここくらいではないでしょうか?

クローンで知名度を上げて、人気が安定したらクローン生産終了みたいな手法はエフェクター業界あるあるですか、正直あまり好きではないですね…堂々と売り続ければいいのに笑

話が反れましたが、気になった方はぜひ、ぴ工房さんにご相談してみてください!

それでは、読んでいただきありがとうございました。

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