皆さん、こんにちは。
このブログを読んでくださっている方々であれば、電源ケーブルでKemperの出音が変わることがご存知かとは思います。(私は正気ですよ?)
そしてこの度、知り合いの方から高級な安定化電源をお借りすることができましたので、電源品質の違いがKemperにどの様な影響を及ぼすのか検証してみました!
クリーン電源:SINANO HSR-510
オーディオ界隈でよくクリーン電源とか呼ばれている物の一種になるかと思います。そう呼ばれる電源にも色々な方式がありますが、こちらはハイパー・サインレギュレーター方式というそうです。
要はコンセントから来た交流を一度、直流に変換してノイズを取り除いてから交流に戻して出力するというように、AC→DC→ACと変換することでキレイな交流を供給しようというモノのようです。
そして、オーディオ界において電源というものはかなり重要視されていますが、これは楽器に関しても同じだと考えています。
今回お借りした電源がこちらのSINANO HSR-510です。(ディスコンの商品です)
寸法としてはW210×H150×D340程度でそんなに大きくはないのですが、重量はなんと15kgもあります笑
比較音源
Fender Custom Shop 52テレキャスター → Kemper →オーディオインターフェース
①付属品のスタンダードケーブル+普通の電源
まずは標準から。これが基準になります。
②Acoustic Revive電源ケーブル+普通の電源
次に改めて、Acoustic Reviveの電源ケーブルに変えた場合。→昔の記事
全体的に重心が下がり音の太さが出ますね。また、 中心の密度が増し音像がややハッキリするイメージでしょうか。これと比べるとスタンダードケーブルでは、やや重心が上ずっていて音が散る印象を受けますね。
③スタンダードケーブル+安定化電源
そして次に、スタンダードケーブル+SINANO HSR-510の場合です。
いかがでしょうか?
重心が少しさがり、音の密度が増す部分に関しては、Acoustic Reviveの電源ケーブルとやや近い変化をしていますね。
しかし、Acoustic Reviveの場合と比べて、音の隙間がスッキリとすることで奥行きが生まれ、音像の立体感も増していると思います。
④Acoustic Revive電源ケーブル+安定化電源
最後に、Acoustic Revive+SINANO HSR-510の場合
③スタンダードケーブル+安定化電源に比べて、Acoustic Reviveケーブルの音の太さ、密度感が加わっている印象ですね。
②Acoustic Revive電源ケーブル+普通の電源と比べても、余分な余白が削ぎ落とされ音像の立体感がましているのと、音の押し出し感は④が一番強く感じます。
ただ、密度感が増し過ぎて人によっては邪魔に感じるかもしれません。
まとめ
今回の検証を通して、アンプシミュレーターでも電源周りは重要なこと、そして電源ケーブルでも音は変化するが、同等かそれ以上に電源そのモノの質が影響することを再確認しました。
みなさんも宅録でさらなるクオリティアップを目指そうという方は、是非電源も調べてみてください。
それでは、今回も読んでいただきありがとうございました。
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