皆さんこんにちは。
今回はアンシミュ二大巨頭?の一つ、AXE FX2をご紹介します。
ぼったくり代理店の取り扱いで高級品だったAXE FX2ですが、型落ちになり中古相場も落ちてきたということで買ってみました。アンシミュオタクの私としてはありがたいものです。
サンプル音源
Fender Custom Shop 52テレキャスター → AXE FX2
MATCHLESSなどのブティックVOX系アンプのガラスっぽい高音域の再現がAXEは優れていると思います!まさにグラッシー!ここだけで個人的にはかなり好印象です笑
良いところ
やはり、AXEの良さは真空管アンプっぽさが強いといいますか、人によってはわざとらしいと感じるかもしれませんが、聴いててぽいな~とテンションが上がるんですよね笑
特に他のアンプシミュレーターと比べてハイの張り感のような部分は優れているように感じます。また、ルーティングの自由度やエフェクトの種類、クオリティも十分で、これ一台あれば済んでしまうレベルだと思います。
アンプ、キャビ、エフェクトとどれも設定できるパラメータが多く、その分難易度は高いですが作り込みたい人には良いですね。特にキャビシミュではIRを読み込んだ上で、そこにマイクシミュやルーム効果(部屋の反響や空気感)など色々な調整を加えられるため、ライン録音では他の機種に比べて有利だと思いました。
他にも、起動にかかる時間(電源ONにしてから音が出るように鳴るまでの時間)が他社製品と比べて早めです。こういうマニアックな情報ってあまりないと思うので、また他機種との比較記事も書いてみます。
いまいちなところ
弱い点としてはAX8と同じく音切れは出てしまいますね。基本的にAXEの音切れはCPUの使用率に依存するので、最新のFX3では改善されているかもしれません。
また、ラック型で大きいAXE FX2ですが、思っていたほど処理能力に余裕が無いのは気になりました。上にも書いたようにCPUの使用率が音切れの大きさに直結するので、処理はできてもCPUが90%とかでは使いづらいのです。
また、CPUの使用率が90%くらいから動作が不安定になりノイズが出たりしたので、余計余裕がない印象を受けました。(目安として、アンプ+キャビ(ステレオ)+エフェクト10個置いて90%くらいです)
まとめ
基本的に音の張り感や解像度のような部分が良好なため、ライン録音などで良い音が手軽に出せる印象です。正直、出音的にはKemperより好みかもしれません笑
持ち運びの手間やフットスイッチの用意、音切れなどを考えるとライブよりは、どちらかというと良い音で自宅レコーディングしたいギタリストにオススメかなと思います。
それでは、今回もありがとうございました。
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