皆さんお久しぶりです。ネタはちょこちょこあるのですが仕事が忙しく更新ができていませんでした…
今回は小ネタとして、VOVOXシールド断線時の修理について書いていきます。
普通のシールドより面倒な点が2つありました
まず、VOVOXのギターシールドについてはこちらでご紹介しています。
先日、急にギターの音が出たり出なくなったりしまして、VOVOXの根本の方を捻ると鳴ったりするのでどうやら断線しちゃったよう…
普通のシールドにない線がある
まず、太い方が普通のシールドと同じ、芯線+周りにシールド線が編み込まれている線です。また、普通のシールドとは違って、更にグランド信号用の芯線が外来ノイズ対策としてメイン線と螺旋状に束にされています。
ですので、太い方の芯線はTip、周りのシールド線はSleeve、そして、グランド用線はシールド線と一緒にSleeveにはんだ付けしてください。
布カバーの処理が必要!
VOVOXでは螺旋状に束ねたケーブルに布地のカバーがついているのですが、ケーブルを一度切断して再度はんだ付けする場合、布地の端っこを何かしらの方法で固定する必要があります。
元の状態では黒い樹脂のような物で布地がケーブルに固定されていました。→やってみて初めて分かったのですが、ヒートガンで端っこの方を少しだけカバーを溶かして止めているようでした!
ちなみに、私はホットボンドを少量つけてから熱収縮チューブで固定しました。(ホットボンドの場合つけすぎるとプラグが閉まらなくなります)
また、この処理は早めにしないとすぐ網目が解けてしまうのでご注意ください(私はのはすっかり解けてしましました…)
接点処理は丁寧に… ※2021/01/16更新
一度修理をしてから、もう一本のVOVOXシールドと比べてハイが出ていないことに気付き、再度、接点洗浄を丁寧にやり直したところ、かなり近い音に戻りました。
プラグ等のハンダをやり直す場合は、吸い取り線等でハンダを除去する際、ハンダとフラックスを綺麗に取り除くようにしましょう。
みなさんもシールドやギター等でハンダのやり直しがある場合はお気をつけください…
おわりに
以上、私が初めての修理で困った点、失敗した点でした。
VOVOXの中を見たのは今回が初めてで、かなり丁寧に作られているのが分かり好印象でしたね。(芯線とTipの部分にまで熱収縮チューブが被せてあるのなんて初めてみました!笑)
それにしても、今回は断線が端の方で不幸中の幸いでした…家でしか使ってないのになんでだろう…
今回も読んでいただきありがとうございました!
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