今回はCelestionのIRを紹介していきます。
Celestionとは
Celesitonとは世界一有名なギタースピーカー屋さんです。主にVOXやMarshallなどで使われてきました。双璧を成すメーカーとして、Fenderなどに採用されてきたJensenがあります。
そんなCelestionが満を持して発売するIRの中から、今回はCelestion Goldを紹介します。
メーカーHP→ https://www.celestionplus.com/
IR(インパルス・レスポンス)とは
ググっていただければ、分かりやすく解説したサイトが沢山出てくるので詳細は省きますが、要はスピーカー(+α)の音響特性を記録した音声ファイル(大抵WAV)です。
ギターシミュ等を通した音に、IRファイルの音響特性を適用することでマイク録りしたギターの音を再現しているんですね。
Celestion Gold Collection
今回ご紹介するGold Collectionには Celestion Goldの1x12Closed&Open、2x12Closed&Open、4x12CloseのIRがセットで入っています。(まとめて買うとお得になります)
ちなみに、1×12=12インチのSP1発、Closed=キャビが密閉型という意味です。
マイクは4種類でShure SM57、Sennheiser MD421、Royer R-121、Neuman TLM107+それらのMIXで集音したパターンが用意されています。
また、SM57、MD421、R-121には↓のバリエーションがあります。
- Balanced
- Bright
- Dark
- Dark 2
- Fat
- Rear(SM57のみ)
- Thin
MIXのパターンは↓で、ハイゲイン用とローゲイン用に分かれています。
- 57 + 121
- 57 + 421
- 421 + 121
- 57 + 421 + 121 (ALL)
- ALL + TLM107(Room Mic)
音源紹介
IRファイルは全てで167個も入っているので、その中からBalancedとMIXのローゲイン用を抜粋してサンプル音源を紹介します。
LsLテレ→Kemper Stage→Celestion IRでリアンプしています。
1×12 Closed
サンプル音源
1×12 Open
サンプル音源(クリックで開きます)
2×12 Closed
サンプル音源
2×12 Open
サンプル音源
4×12 Closed
サンプル音源
おわりに
やはり、最大手のギターSPメーカーが出すキャビネットIRというだけあって、他のIRメーカーよりも丁寧に整ったサウンドという印象です。
マイク録りの粗さや生っぽさというよりは、丁寧にマイキング・録音された音の再現を目指しているのかなと思いました。
もっと粗さや生っぽさが欲しいという人は、OwnHammerなどもチェックしてみるとイイかもしれません。
OwnHammerの記事はこちら→OwnHammer VC30キャビネットIRの紹介
それでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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